梅雨前の爽やかなある日、 キンカンの木にアゲハ蝶の幼虫を見つけました。 今年もこの季節がやって来ました。
このままではキンカンの木を丸ボウズにされてしまうので 計画飼育することに致しましょう。
アゲハチョウの幼虫はこの黒白幼虫の姿で4回の脱皮を 繰り返します。 何かに似ていませんか?
そう!外敵に襲われないように 鳥のフンのマネをしているのです。
こんなちっぽけなイモ虫が、 鳥のフンのマネをする事を覚えた その長い過程こそが、生き物の魅力ですね。
立派はアオムシになりました。 これが幼虫最後のお姿(5齢幼虫)です。
目に見えるのは眼状紋という模様です。 本当の目はとても小さく、左右に6個づつあります。
・・・私も目が小っさいので、朝マツゲを上げて アイラインを入れています。 気持ち、よく分かるぞ。
蛹(さなぎ)になる準備が始まりました。 夏のアゲハの成長は本当に早いものです。
蛹から羽根が透けて見えて、そして背中が割れる瞬間は 何度見ても胸が熱くなります。 今年も楽しみです。。
イモムシ仲間のお世話がもうひとつありました! 夏の風物詩、カブトムシです。
たっぷり太って体が少し黄色味を帯びて来ましたね。 こちらも蛹になる準備がはじまったようです。
蛹になるお部屋つくりに備えて、ケースの一番下に 黒土を入れてあげましょう。
カブトムシの幼虫は、蛹になる前に体を回転させて 部屋作りを始めます。 黒土を入れるのは、より頑丈なお部屋作りのためです。 幼虫のエサの腐葉土だけでは柔らかすぎるのですね。
それぞれのケースに分けて、あとは立派な成虫になるのを 待ちましょう。
こんな飛び入り参加もあった「いきものがかりの休日」 でした。
あー、成虫になるのが、 楽しみ!楽しみ!!
m,nami