先日、夏の終わりを惜しみながら散歩をしていると、 ・・・・とうとう出会ってしまいました。。
虫好き人生●●年、野生ではじめて見つけた 「玉虫」です。
その羽根の美しさから、日本最古の工芸品「玉虫厨子」 にも装飾として使われた玉虫、
なんと言っても魅力はこの輝きですね。 何重もの透明な層が表面を覆って様々な色を作り出しているの ですが、この様な色を構造色といいます。 これはCDの表面が虹色なのと同じです。
カナブンなど他にも構造色の虫はいますが、玉虫のスゴイところは お腹側もピカピカなのです!
タマムシの幼虫は枯れ木の中に3年もの長い間暮らします。 そして成虫の寿命はたったの1ヶ月。 枯れ木が放置されたままという事が少なくなった東京で 玉虫をあまり見かけなくなった原因はそのあたりにありそうです。
レトロな鍋フタがバックに写っている事も忘れてしまうほどの
美しさです。
・・・ 以前こちらのブログでもご紹介させていただきましたカブトムシ達も ひと夏の命を燃やしみんな土に還っていきました。
・・今度はバックに梅干しが写っていますね。
そしてまた卵を残して来夏に命をつなげていってくれました。 どうもありがとう。
虫たちのけなげな姿にいつも励まされている m,nami で ございました。