伊賀の工務店見学 【by 社長】
House de Organicの2ヶ月に1回の研修で、今回は三重県伊賀市にある仲間の工務店を尋ねました。
森大建地産(株)「もりだいけんちさん」。
三重県伊賀市と隣の鈴鹿市をエリアとし毎年30棟以上の新築を建ており、地元メディアにも取り上げられ三重県伊賀市で着工棟数が第1位になるなどの地域一番店である。
最近では有名な建築家、飯塚豊さんとのコラボもあり、今年パッシブハウスを建てるとのこと。
さぞ規模が大きいのかと思いきや、設計、営業、コーディネーター、監督と合計8名ほどの社員数でプラス大工職人が数人。
社長は私より少し(?)若く、物腰が柔らかく真面目な人柄。現場は2人の監督だけで管理しているとのこと。うちも同じような構成で想像つきますがだいぶ忙しいことだろう。
モデルハウスや完工したばかりの現場を見せてもらい、高気密高断熱に高性能サッシ、無垢のフローリング。そのあたりはきちんと押さえてありますね。
室内に少し既製品も使っているところは効率化も考えたところでしょう。もちろん既製品が悪いわけではなく使い方かなと思っています。
それにしても社屋の敷地が広い!
モデルハウスや体育館のように2つ見えるのが加工場、そして倉庫に事務所、何十台も停められる広い駐車場に社長、会長の自宅あり。10分の1でも良いので分けて欲しい。。。
このあたりの地域は一つの市の人口が9万人弱。古い大きな家にはほとんどがじじとばばだけが住んでいるという。
以前は工場などもあって栄えていた時期が合ったそうで、スーパーやパチンコ屋まであったそうですが、今はその面影もない。移動中も人と会うことも少なく、やはり人口密度も少ないよう。
工務店の仕事としては移動距離は遠い。それでいて毎年30棟以上。きっと想像以上の努力をしていることでしょう。
それぞれの工務店はそれぞれの地域で創意工夫し成り立っている。学ぶべきはたくさんある。
具体的な事柄でもいい、単なる刺激だけでもいい。自分たちが成長するためには常に何かを学んでいかなければいけない。そう思う毎回の研修であります。
翌日は伊賀の上野城回りを散策し、忍者うどんを食べ駆け足で帰宅。
時間がなくて忍者屋敷を見学出来なかったのが心残り~!