東京・調布の注文住宅は小野寺工務店

おかげさまで創業60周年

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月刊小野寺工務店【Monthly Onodera】

Date:2019年3月29日 |

5月並みの陽気と2月並みの寒さが日替わりでやってくる今日この頃、
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

小野寺工務店は?といいますと、5棟の家づくりと大小のリフォーム工事で、
慌ただしい日々を過ごしております。
というわけで、月刊小野寺工務店3月号、ドーンと行ってみましょう!

 

◎調布市・K様邸(登り梁(のぼりばり)のある家)

前回は、これからいよいよクロス工事!という状況だったK様邸。
今回はクロス工事以降の様子をレポートしていきます。

まずは登り梁のあるリビングの写真から。
天井にクロスが貼り終わり(壁はこれからです)、電気工事の職人さんが、シーリングファンを取り付ける準備をしています。この時期になると、大工さん、クロス屋さん、電気工事屋さん、水道屋さん、左官屋さんなど様々な職人さんが入り乱れ、現場は熱気に満ち溢れることになります。


 

続いての写真は、リビング横のワークスペースで下地のパテ塗りをしているクロス屋さん。
膝の赤いサポーターにご注目!
跪(ひざまず)いて作業をすることが多いので、ひざ痛予防だそうです。かわいい!


 

上の写真から、数日が過ぎ、クロス工事が完了しました!
ステキなリビングダイニング!


 

奥さまお気に入りのマリメッコの壁紙もこの通り!


 

クロスが貼り終わると、仕上げの大工工事が始まります。
下の写真は、ワークスペースのカウンターの支柱を取り付ける大工さん。
わずかな歪みも許さないプロの表情です。カッコいい!


 

取り付け完了です!


 

照明を灯したワークスペース。落ち着いた空間になりました。


 

外観もほぼ完成し、お引き渡しまであと一息です。




 

◎三鷹市・W様邸(築40年の家を建て替える切妻屋根のかわいらしい家)

W様邸も順調に進捗しています。

下の写真は、ダイニングの壁に設置する黒板です。
工事中の写真はなんとも味気ない雰囲気ですが、できあがるとステキなインテリアに大変身!
ご家族へのちょっとした伝言を書いたりするだけで、なぜかリビングがカフェ風になってしまう魔法の設備です。


 

黒板のチョーク受けを大工さんが端材を使って作ってくれました。大工さん、ステキ!


 

黒板の横には、前の家で使っていた木製の身長計を取り付ける予定です。
お子様の年齢と身長が書き込まれた、大切な品です。


 

家の外では、モルタル塗りが始まろうとしています。
写真の右側にある丸いミキサーでモルタルと水を混ぜ合わせ、
深緑のフネ(プラ舟とかタフ舟とか言います。最近は、屋外でメダカを飼うのに使う人が多いですね)
にいったん移し、最後にペール缶に入れて、実際に塗る場所まで運んでいきます。
かなりの重労働です。


 

モルタル塗りが始まりました。少しずつ少しずつ丁寧に塗っていきます。


 

壁の一番高いところもしっかりと塗っていきます。
余談ですが、こちらの年配の左官職人さん、歌がとても上手で、
新年会の時は北島三郎を熱唱してくださいます。


 

モルタル塗りが完了すると、最後にジョリパットという仕上げ材を吹き付けて、外壁工事は完了となります。
昔はジョリパットの吹き付けも左官屋さんの仕事でしたが、
最近は分業化が進んで、吹き付け専門の職人さんがやってくれます。


 

こんなかんじに仕上がりました。サイディングの壁と違って、塗り壁は味わいがあっていいですね。
季節や天候によって、微妙に色合いが変わるのもステキです。


 

では、再び家の中に戻りましょう。

下の写真は2階の廊下から主寝室の方向を撮影したものです。
右側のブルーグリーンのドア枠は子供部屋の入口。
正面の淡い紫の壁は主寝室のアクセントウォールです。

フランスの伝統色というか、懐かしい小学校の色合いというか、ラスティック調というか、気持ちが落ち着く懐かしい色合いが、奥さまのリクエストであり、W様邸のインテリアのコンセプトです。


 

子ども部屋用の室内ドアです。既製品ではなく、建具屋さんの造作ドアで、現場でペンキを調合して仕上げました。この写真は乾かしているところです。


 

玄関ホールとリビングを仕切るドアは、別の色に塗りました。
紫とブルーとグレーを調合したこれまたステキな色合いです。
この後、ドアの上部にはアンティークガラスが入ります。


 

これがそのアンティークガラスです。


 

いろんなパターンを取り寄せて、W様に決めていただきました。


 

W様邸の工事レポートの一番最初で、ダイニング横の黒板を紹介しましたが、
W様邸にはもうひとつ別の種類のボードがリビングに設置されます。
それがこれ↓有孔ボードです。子供や家族の写真を、壁に穴を開けたりせずに飾ることができます。


 


◎調布市・T様邸(薪ストーブと地下室と巨大木製サッシのある家)

地下室のあるT様邸。地面の掘削(くっさく)工事が終わり、地下室の工事が始まりました。

ぽっかり地下室のスペースの空いたT様邸の敷地。
水をかけて地面を固めています(専門用語で水締めといいます)。
この後、転圧機を使って、地面を締め固めていきます。


 

1週間後の様子です。地下室の床部分の配筋が完了しました。
側面の銀色のシートは、ボルテックスという防水シートです。
このシートが地下水の侵入を防いでくれます。


 

底面へのコンクリートの流し込みが始まりました。


 

底面へのコンクリートの流し込みが終わると、今度は立ち上がり部分の鉄筋を組んでいきます。


 

その後、型枠を立て込んでいきます。


 

上下左右、型枠の立て込みがほぼ終わりました。型枠で囲まれた部分が地下の居住空間になります。


 

型枠の上からも配筋を行います。
地下室の天井部分の配筋であり、同時に地上二階建て部分の基礎となるところです。


 

いよいよ地下室の壁と天井(地上2階建ての基礎)へのコンクリートの打設が始まりました。


 

できあがったT様邸の地下室と基礎です。
ぴょこぴょこ飛び出ている金具は、短いものがアンカーボルトで、長いものがホールダウン金物です。
アンカーボルトは建物の基礎と建物の土台を、ホールダウン金物は基礎と柱を緊結する金具です。


 

開口部を覗いてみました。ここは階段になるスペースです。


 

はしごを使って、地下に下りてみました。
コンクリートがしっかり固まるまで、支保工(しほこう)という支柱で天井部分を支えます。
支保工の取り外しまで約1ヵ月です。


 

◎調布市・A様邸(ただいまプラン制作中!)
◎杉並区・K様邸(ただいまプラン制作中!)

先月号で、建築模型を紹介した、A様邸とF様邸ですが、まだ工事が始まっていないので、今月のレポートはお休みいたします。来月からガシガシ書いていきますので、乞うご期待!ということでお許しください。

 

(2019年4月号に続く)

 

Date:2019年2月22日 |

最初に完成見学会のお知らせです!

すぐ下で紹介している調布市のK様邸にて、予約制の見学会を行います。
日時は3月2日(土) 3日(日)の10時~17時。
詳しくはこちらのページ(https://www.onodera-koumuten.com/cms/event/2185)をご覧ください。

出来たてでピカピカのステキなK様邸にて、新しい出会いを心待ちにしております!
ではK様邸を含む、5棟のステキな家づくりを紹介していきましょう!



◎調布市・K様邸(登り梁(のぼりばり)のある家)

断熱工事がすべて完了し、K様邸では大工工事が順調に進行中です。
以下、K様邸の大工工事の様子をレポートします。

まずは、リビング横のワークスペースの造作カウンター。ご家族が並んで本を読んだり、宿題をしたりする姿が目に浮かびます。机を支える支柱がやけに細く見えますが、安心してください。仮置きの支柱です。


 

続いて、キッチンの背面収納。こちらも造作しています。
ゴミ箱をすっぽり収納できるよう、真ん中に大きなスペースを空けています。上部の窓から朝日が入ってくるので、一日中明るいキッチンになる予定です。背面収納の奥はパントリーです。


 

テレビドアホンや給湯器の操作パネルを設置するためのニッチです。
ひと手間かけて、壁を少し凹ましてあげると見た目がかなりスッキリします。


 

微妙な角度調整が必要な階段手すりの設置も完了しました。
手すりを支える黒い金具は奥さまのセレクトです。


 

斜めに設置した手すり同士をピッタリ合わせるのは、なかなか大変な作業なのです。


 

ドイツのクライデツァイト社の自然塗料です。
天然の植物油から作られたワックスで、造作した机やカウンター、手すりに塗っていきます。


 

大工工事が終わると、クロス(壁紙)工事が始まります。
まずはパテで下地の凸凹を均(なら)していきます。

下の写真で、パテが直線的に塗られているところは下地材の継ぎ目、
点々に塗られているのはビスの頭の部分です。


 

おまけの写真。



K様からお預かりしていた「お施主様支給品」の数々です。大工工事が終盤にさしかかり、
そろそろ取り付けのタイミングなので、事務所から運んできたところです。

照明器具やタオル掛けなどをお預かりすることはよくあるのですが、K様からはトイレに貼るクロスも預かっていました。マリメッコの気に入った柄の壁紙が廃版になっていて、インターネットでなんとか見つけ出したそうです。

 
 

◎三鷹市・W様邸(築40年の家を建て替える切妻屋根のかわいらしい家)

W様邸も断熱工事が完了し、大工工事と外壁工事が急ピッチかつ丁寧かつ情熱的に進んでいます。
早速レポートしていきましょう!

子ども部屋の造作棚を作っている大工の後ろ姿です。
W様邸の子ども部屋は3.7帖×2。最近人気の子ども部屋をあえて小さくするプランです。


 

ウォークインクローゼットに入れる大型収納も造作します。


 

下の写真は、現場監督・若林による造作家具の設計図。
左下にファミクロ家具と記載があるように、ファミリークローゼットに設置するカウンターの設計図です。

小野寺工務店の家は造作家具、造作カウンターが多いので、大工工事の期間中は、このような設計図がいたるところに貼ってあります。


 

続いて、外壁工事の様子です。
W様邸の外壁はモルタルの左官仕上げです。

サイディング全盛の時代に少数派になりつつある左官壁ですが、材料の調合や塗り方で、独特の質感や雰囲気を出せるので、根強い人気があります。

左官仕上げの外壁は手間がかかります。サイディングの場合、胴縁(どうぶち)という通気層を確保するための縦方向の木材の上にサイディングを貼るだけで完了ですが、左官壁の場合、ラス板という横方向の板を家の外周全体に手作業で貼っていきます。


 

ラス板の上から防水と透湿の機能をもつ、アスファルトフェルト430を貼っていきます。


 

アスファルトフェルトの上から、波型1号というラス網を貼っていきます。開口部は2重に補強していきます。


 

家全体がラス網で覆われ、後は左官職人さんの登場を待つばかりです。


 
 

◎調布市・T様邸(薪ストーブと地下室と巨大木製サッシのある家)

地下室のあるT様邸。地鎮祭も終わり、いよいよ地下の掘削(くっさく)工事が始まりました。

ちなみに地下の掘削工事は次のような手順で進みます。

最初にオーガーという機械で5メートルほどの縦穴を掘り、その穴に長さ6メートルのH鋼を差し込んでいきます。オーガー(AUGER)とは、英語で錐(キリ)を意味する言葉です。


 

次に1メートルほど突き出したH鋼を重機に取り付けたハンマーで打ち込んでいきます。


 

H鋼の打ち込みが終わったら、ショベルカーで土を掘り起こしていきます。掘った分だけH鋼の間に矢板を差し込んで土留めをしていきます。


 

掘削がほぼ完了しました。


 

最後に、地鎮祭の時に神主さんからいただいた「鎮め物」という小さな箱を、家の中心になる場所に埋めて、完了です。この後、基礎工事が始まります。


 

T様邸の完成模型を紹介しておきます。地下室、屋上バルコニー、薪ストーブ、巨大木製サッシなど、できあがりが楽しみなT様邸です。


 
 

◎調布市・A様邸(ただいまプラン制作中!)

先月号で車を縦に停めるか、横に停めるかの現場検証の様子をレポートしたA様邸。
無事に駐車場の位置が決まり、プラン作りが進んでいます。

最終決定ではないものの、プランの大枠が決まりましたので、建築模型を作りました。複雑な形状の土地にあわせて、建物の形状も複雑です。複雑な形状の家ですが、耐震等級3で住宅性能証明を取得する予定です。これまた作り甲斐のある家になりそうです。


 
 

◎杉並区・F様邸(ただいまプラン制作中!)

杉並区のF様邸の家づくりも始まりました。17坪の敷地での家づくりです。
来月号から詳しくレポートしていく予定ですが、予告編として、できあがってきたばかりの建築模型を載せておきます。乞うご期待!




 

(2019年3月号に続く)

 

Date:2019年1月29日 |

2019年、最初の月刊小野寺工務店です。
年明け早々、5棟のすてきな新築工事が進行中です。
それでは早速紹介していきましょう~


◎武蔵野市・S様邸(2×10Mの専用通路の先につくる、アイデア満載の家)

夏真っ盛りの昨年7月から始まったS様邸の家づくり、
先月の12月23日に無事、引き渡しが完了いたしました!
そこで今回は、完成写真とともにS様邸の家づくりを振り返ってみたいと思います。

まずは外観です。細長い専用通路の先にステキなS様邸が現れます。
隣家の庭先のヤツデがS様邸の白い壁に映えています。


 

少し角度を変えて、もう一枚の外観写真。
白壁の上端にほんの少しだけ見える、エンジ色のガルバリウムの屋根がポイントです。


 

S様邸のエントランス。玄関ドアは小野寺工務店の定番(おすすめ)のスウェーデンドアです。


 

エントランスの軒天(のきてん)は、
無垢の杉板にエコウッドトリートメントという保護剤を塗って仕上げています。

この保護剤を塗ると、木材の成分が紫外線に反応して発色します。
木材の種類や気候によって、異なる色に発色し、しかも時間が経つにつれて色の変化が起こります。
S様邸の軒天は時間をかけてどんな色になっていくのか、すごく楽しみです。


 

下の写真は、ドイツ製の外付けブラインド「ヴァレーマ」。
2階リビングの南側の窓に設置しています。

夏、窓から射し込む太陽光の輻射熱で、家の中のカーテンやブラインドが暖められ、熱源となります。
ブラインドを外に付けることで、太陽の輻射熱を屋外でシャットアウトします。
日本ではまだあまり見かけないですが、断熱先進国のドイツではメジャーな設備です。


 

続いて、家の中を紹介していきます。
まずは玄関。フランク・ロイド・ライトのタリヤセンという照明がお出迎え。


 

玄関横にはシューズクロークがあります。
外出先から帰ってきたら手をきちんと洗いましょう!


 

次は2階のリビングです。
勾配天井にはヘムロック(米ツガ)を貼っています。床はオークの無垢材。
S様邸の床は1階がアカシアの無垢材、2階はオークの無垢材です。
外付けブラインドを完全に上げた状態の写真です。


 

少し角度を変えた写真。
外付けブラインドを下げ、光が入る角度にスラット(ブラインドの横板)を調整しています。


 

和室を正面から撮りました。右側はキッチンです。


 

TVボードの左は机を造作した書斎コーナーです。
机の左側の引き出しに注目!!!

一番下にすき間がありますが、これはお掃除ロボット「ルンバ」の収納スペースです。
ちゃんと奥にコンセントもあります。
右の方に見える照明は、玄関と同じフランク・ロイド・ライトのタリヤセンです。


 

キッチンです。
アールの下り壁の向こうはパントリー兼ワークスペースになっています。


 

洗面室です。大きな鏡をご希望でしたので、洗面台は造作しています。
ハンガーパイプもセミオーダーで作りました。


 

子ども部屋。


 

たっぷり収納できるファミリークローク。


 

建築家が設計したちょっと変わったデザインの階段の手すり。
作るのも、取り付けるのもなかなか大変でした。


 

苦労して取り付けた階段の手すりですが、
お引越しの日、冷蔵庫の搬入のためにいったん取り外しました。

嫌な顔ひとつせずに、
笑顔で取り外しと再取り付けの作業を行った大工を、後で褒めておきました(えらい!)


 

トグルスイッチもカッコいい!


 
 

◎調布市・K様邸(登り梁(のぼりばり)のある家)

前回、セルロースファイバー(アップルゲート)を使った屋内の断熱工事をレポートしたK様邸。
その後、家の外側の断熱工事→大工工事と家づくりは順調に進んでいます。

下の写真は、外張り断熱材のEPSボードを家の外壁に貼りつけているところです。


 

下の写真はEPSボードに専用の接着剤(ベースコート)を塗っているところです。
通気層を作るために、専用のコテで作業します。
一枚一枚、けっこうな時間がかかります。


 

家の中では大工工事が順調に進行中です。


 
 

◎三鷹市・W様邸(築40年の家を建て替える切妻屋根のかわいらしい家)

前回上棟の様子をレポートしたW様邸。
今回は屋内の断熱工事の様子をレポートします。
ちなみにW様邸では断熱材にモコフォームを使用します。

モコフォームを吹き付ける前に、電気の配線工事を済ませます。
下の写真は作業中の電気工事の職人さんです。


 

見上げるとこんな感じです。


 

下の写真ですが、天井の下地材に矢印の書いたテープが2枚貼られています。
これは照明用のレールが「ここからここまでですよー」という意味です。



電気の配線工事がひととおり終わると、
お客様と一緒にスイッチの位置やコンセントの数、照明の位置などの確認を行います。
その際、お客様にわかりやすいように事前にテープを貼っておくのです。

「照明の位置、もうちょっとこっちが良かったー(泣)」といった、
住み始めてからの後悔を避けるために、小さな工夫をしています。

電気配線のチェックが完了すると、いよいよモコフォームの吹き付け工事が始まります。
下の写真はモコフォームを吹き付けた直後の写真です。


 

吹き付け後、すかさず壁からはみ出た部分をそぎ落としていきます。


 

天井に吹き付けたモコフォームです。
惜しみなくたっぷり吹き付けるのが小野寺流です。


 

下から見上げたところです。こんな雰囲気の鍾乳洞があったような気がします。


 

断熱工事が終わったので、気密検査を行いました。
家づくりは続きます。


 
 

◎調布市・T様邸(薪ストーブと地下室と巨大木製サッシのある家)

T様邸の建て替え工事が始まりました。
24坪弱の敷地に、地下室と屋上バルコニーと薪ストーブのある家を建てていきます。

1月17日に地鎮祭を行いました。下の写真はその準備の様子です。
来月以降、工事の様子をレポートしていきます。


 
 

◎調布市・A様邸(ただいまプラン制作中!)

調布市のA様邸の家づくりも始まりました。

下の2枚の写真を見てください。
社長の小野寺と門眞の2人が、車を見ながらなにやら打ち合わせをしています。

実はこれ、A様邸の駐車場の向きについて打ち合わせ中なのです。
道路に対して平行に車を停めるか、あるいは直角に停めるか。

平行に停める方が、プランの自由度はあるのですが、結構停めるのが難しい。。。




 

現地でA様のご家族といっしょにあれこれ検討した結果、下のように停めることになりました。


 

駐車場の向きが決まったので、これからプランを作っていきます。
細長い台形の土地です。どのようなプランになるか?建築家の腕の見せどころです。



 

(2019年2月号に続く)

 

Date:2018年12月27日 |

おかげさまで2018年は新築とリフォームとちょっとした修繕工事をあわせて、
全部で100件前後の建築工事を無事に終えることができました。
2019年もたくさんのお客さまと出会えることを願っております。

というわけで、2018年の最後の「月刊小野寺工務店」、はじまりはじまり~

 

◎小金井市・T様邸(床下冷暖房システム採用の家)

5月から始まったT様邸の家づくり、11月10日に無事完成いたしました!
そこで今回は、完成写真とともにT様邸の家づくりを振り返ってみたいと思います。

まずは外観です。
向かって左側の屋根は斜線制限の関係で少し下げなくてはいけませんでした。
手前の目隠しフェンスの色は玄関ドアの色と相性の良い色を選んでいます。

 

1階南側のLDKです。床はカバザクラの無垢材を使っています。
右側の障子の下や正面の椅子の下の床にスリットが開いているのがわかるでしょうか?
これは床下エアコンからの送風口です。

 

次にキッチン側から撮影したリビングです。
階段の下に黒っぽい箱がありますが、これが床下エアコンの本体です。
このエアコンからの暖気・冷気が床下を通って、
1階の各部屋のスリットからゆっくりと出てくるしくみです。

 

もう一枚LDKの写真を見てください。
右奥がキッチンで、左奥の縦格子の向こう側が奥さまの仕事スペースです。

 

奥さまの仕事スペースの写真です。
フロアレベルをLDKから階段2段分下げています。
段差によって、居住スペースと仕事スペースを視覚的にゆるやかに区切っています。

 

2階のベランダに面した明るい子供部屋です。
ドアを2つ付けて、将来的に2部屋に仕切れるようにしています。
床はアカシアの無垢フローリングです。

 

2階の主寝室です。東京で家を建てる場合、
斜線制限の関係でどうしても天井下がりになる部屋が出てきます。
主寝室は家具も少ないので、天井下がりの部屋の用途としては適しています。

 

寝室の上には大きなロフトを作りました。
収納はもちろん、家族の荷物が少ない間は、書斎にも使えます。

 

T様邸の写真はまだまだありますので、後日「施工事例集」に掲載いたします。
掲載まで少しお待ちください。

 

 

◎調布市・N様邸(賃貸併用住宅を二世帯住宅に大規模リフォーム)

N様との最初の打ち合わせは2015年2月。それから3年と10ヵ月、
ようやく「賃貸併用住宅」→「賃貸併用の二世帯住宅」の
大規模リフォーム工事が完了しました!
では早速、でき上ったN様邸を紹介していきます。

まずは2階の子世帯のキッチンです。
キッチンカウンターの下のPCデスクと棚は、奥さまとどこに何を置くか、
何を入れるかを細かく打ち合わせて、しっかり採寸も行って造作しています。
プリンターやWi-Fiルーターなど配線を見せたくないものは
扉の中にしまえるようになっています。

 

システムキッチンは、ウッドワンという会社の製品を使っています。
床は掃除などメンテナンスの楽な樹脂タイル、
背面カウンターの壁には名古屋モザイクのタイルを貼っています。

 

キッチンからLDK方向を撮った写真です。床はオークの無垢材のフローリングです。

 

下の写真は洗面室に造作した幅10.7センチの収納です。
N様邸は上下階を合わせると40坪以上の大きな建物(賃貸部分除く)ですが、
完全分離型の二世帯住宅なので、世帯ごとの居住面積は22坪ぐらいです。
ですので、こういった空間を有効活用するアイデアもたくさん採用しています。

 

子世帯の和室と階段下を活用した収納スペースです。
利用できるスペースはできるだけ利用するようにしています。

 

上の写真の和室と収納スペースの壁は珪藻土の塗り壁で、
家づくりの記念ということで、N様ご家族がご自身で施工されました。
下はその時の写真です。
塗りムラを手直しする左官職人とその様子を見るご主人さまです。

 

下の写真は玄関のシューズクロークです。土足でも上履きでも入れるようになっています。
土間スペースの大きさをどれぐらいにするか、奥さまと悩んだのも楽しい思い出です。

 

子世帯の居住スペースの上には約22帖の大きさのロフトスペースがあります。
使い方自由自在です。

 

最後に完成した外観写真です。
左の方に写っているのは、今回手を付けなかった賃貸アパート部分です。
右下が親世帯の玄関です。アレ?子世帯の玄関はどこにあるのでしょう?

 

答えは建物の後ろ側でした。
賃貸アパートと共有の階段を上がったところに子世帯用の玄関があるのでした。


 

 

◎武蔵野市・S様邸(2×10Mの専用通路の先につくる、アイデア満載の家)

前月号で家の内側の断熱工事の様子を紹介したS様邸。
今回は屋内で進む大工工事と外壁工事についてレポートしたいと思います。

まずは屋内の大工工事から。
下の写真で、大工2人が作っている巨大な木の箱、これはいったい何でしょうか?

 

答えはLDKの書斎コーナーに設置する本棚でした。かなりたくさんの本が入ると思います。
本棚の手前はテレビ台です。壁掛けテレビ用に壁面を補強しています。

 

別の角度から撮影した書斎コーナーです。カウンター机も造作中です。

 

続いてダイニングとキッチンの写真です。
左に見えるアールの下り壁の向こうがパントリーで、
右側の開口部の向こうが洗面室と浴室で、
パントリーと洗面室は壁の向こうでつながっています。いわゆる回遊動線です。

 

上の写真の真ん中に写っている黒い壁は黒板ではなく、FEボードという下地材です。
このFEボードは表面に鉄の粉を高密度に付着させた下地材で、
完成すると磁石のくっつく壁ができあがります。

下の写真は上の写真から2週間後のS様邸のダイニングの壁です。
白い壁紙が貼られた普通の壁ですが、磁石がちゃんとくっつきます。
子どもが幼稚園や小学生になると、学校行事のプリントの貼り場所に困ることがありますが、
この壁なら問題ありません。
画鋲の穴も開かないので、いつまでもきれいに使えます。

 

続いて、外壁工事の様子です。
下の写真は足場から撮影したS様邸の外壁です。
水色なのは、ウエザーシールという塗膜防水・透湿剤を塗っているからです。

 

ウエザーシールは、塗る前はペンキのような液体ですが、
塗ると風船のゴムみたいな弾力性のある防水と透湿を両立する塗膜となります。

一般的な防水・透湿シートに比べて、
配管まわりなどの細かい部分の施工が簡単で精度も高いので、
小野寺工務店では以前からウエザーシールを使った塗布防水をおすすめしています。

下の写真のような配管や電気配線が突き出る場所も、確実に防水できます。

 

塗り終えたウエザーシールが乾く頃、
厚さ100ミリの外張り断熱用のEPSボードが搬入されてきました。
南極の昭和基地でも採用されている強力な外張り断熱材です。

 

EPSボードは専用の接着剤で貼っていきます。下の写真は施工途中の写真ですが、
最終的に外壁全体がすき間なくすっぽりとEPSボードで覆われます。

 

EPSボードをきれいに貼り終えたら、その上から下地用の塗料を塗っていきます。

 

下地用塗料の上からファイバーメッシュを貼り、
さらにその上から仕上げ用塗料(ガルデ)を塗れば、外壁工事の完成です。
きれいに出来上がりました!

 

 

◎調布市・K様邸(登り梁(のぼりばり)のある家)

前回、基礎から上棟までをレポートしたK様邸。
今回はセルロースファイバーを使った断熱工事の様子をレポートしていきます。

まずは断熱工事前のK様邸の建物内の様子です。2階リビングの勾配天井を撮影しています。

 

もう一枚、縦位置で撮った写真も載せておきます。
この写真の方が、K様邸の特徴である「登り梁」がよくわかると思います。

 

それから約1週間後の写真です。
セルロースファイバーが壁に中にすき間なく充填されました。

 

階段部分の写真も載せておきます。
壁の中に木材が斜めに入っていますが、これは手すり用の補強下地です。

 

屋内での断熱工事が完了したので、気密検査を行いました。
小野寺工務店ではすべての家で第三者機関による気密検査を実施しています。
下の写真に写っている男性は、大工や職人のような風貌ですが、気密検査の検査員の方です。

 

 

◎三鷹市・W様邸(築40年の家を建て替える切妻屋根のかわいらしい)

前回、建築予定地を紹介するだけだったW様邸。
この1ヵ月で基礎工事→上棟と順調すぎるぐらいに工事は進んでいます。

下の写真は11月中旬の基礎工事の様子です。
基礎の立ち上がりの型枠の中にコンクリートを流し込んでいます。

 

W様邸の基礎も断熱材(パフォームガード)と一体化した基礎です。
※基礎の外側の白いのがパフォームガードです

 

下の写真は、基礎が出来上がって外部給排水の工事をしているところです。
外部給排水工事について、たまに間違った解釈をされている方がいるのですが、
「外部」とは建物の外部ということで、敷地の「外部」ではありません。
敷地の外部から敷地内に水道配管などを引き込む作業は「引き込み工事」と言います。

 

11月20日の写真です。翌日の棟上げ(上棟)に備えて、足場を組み上げました。

 

仕事を終えて空を見上げると上弦の月が見えました。明日は晴れそうです。

 

そして、迎えた上棟の日。朝から棟上げが始まります。
下の写真は1階天井の梁(はり)を組んでいるところです。

 

1階の天井部分が組み上がったら、次に2階部分の床材を組んでいきます。
小野寺工務店では剛床工法を採用しています。

 

2階の床が出来上がると、2階の柱を立てていきます。

 

2階の天井部分まで出来上がりました。働く男の写真です。

 

夕方には屋根まで完成しました。晴れて良かったです。

 
遠くからみたW様邸です。
一日でここまで出来上がります。まさに棟上げです。

 



(2019年1月号に続く)

 

Date:2018年11月30日 |

「月刊小野寺工務店」の2回目です。
11月号といいながら、ブログの内容は10月の工事レポートで、
しかも公開は、まもなく12月になろうかというタイミング(泣)

うーん、ドウシテコウナッテシマッタノカ??

不慣れな作文に必死に取り組んでいるということで、今回はご容赦ください!
来月号からは少しずつ前倒ししていきます!(キッパリ)

 

◎杉並区・S様邸(インナーガレージのある3階建ての家)

前回、8月・9月に行った断熱工事の様子をレポートしたS様邸。
今回は10月に行った完成間近の仕上げ工事を中心にレポートしていきます。

最初に紹介するのは、S様邸の大きな見どころ
「ヘリンボーン柄に組み合わせたオーク材の無垢フローリング」の工事写真です。

下の写真は「小さな段差を発見した!」という証拠写真です。
見つけたらすぐに写真を撮ることで、後々の「あっ!忘れてた!」を防ぐことができます。


 

フローリングの無垢材は、下の写真のように左右に実(さね)という凸凹が加工された状態で納品され、
それを現地で組み立てていきます。

加工した直後はキッチリ寸法が合っていても、無垢材はどうしても反ったり、縮んだりがあるので、
組み上げた際に多少の段差ができたりします。


 

その段差をチェックして、直すのも大工の仕事です。
下の写真は鉋(かんな)をかけて、段差の微調整をしている大工です。
一心不乱に作業していて、横で写真を撮ったことに気づきませんでした。


 

時計の針を3週間ほど進めて、完成したS様邸のリビングの写真も載せておきます。
段差のない滑らかなフローリングに仕上がりました。パチパチパチ!

 

工事レポートに戻ります。
下の写真はアイアンの階段の最後の仕上げをしている塗装屋さんです。

 

下の写真はベランダに面した窓の防犯装置のチェックをしているセコムのスタッフさんです。

 

続いて、玄関横のシューズクロークの土間コンクリート(略して土間コン)を打っている左官屋さんです。
玄関の土間コンは、他の職人さんの出入りがある昼間は作業できないので、日が暮れてからの孤独な作業です。

 

たくさんの大工、職人さんの技と思いが結集して、家は出来上がっていきます。
以下、完成したS様邸をチラッと紹介します。
※11月4日のブログでも引き渡し直後の写真を掲載しています。そちらもぜひご覧ください

 
S様邸の外観です。外壁は「ガルデ」という大理石を主成分にした塗壁材を採用しています。
ヨーロッパで多く使われている素材で、年月が経つほどに味わいが出てくるのが特徴です。

 
玄関の内側です。カウンターの下に設けた窓からはビルトインガレージの様子が見えるようになっています。

 
アイアンの階段を下から見上げました。カッコいいですー。
こんなお家で毎日を過ごせるS様ご家族がうらやましいです!左側の黒い壁は黒板です。

 
リビングからキッチン方向を撮影しています。キッチンの背面収納と左側のテレビボードは造作しています。
キッチンの前の通路をズズズイッっと進んでいくと、左側にアイアンの階段。そしてその奥には・・・

 
ジャーン!お勉強カウンターと造り付けの本棚スペースが現れます!
宿題のはかどりそうな間取りです。本棚の反対側は大きなウォークインクローゼットになっています。

 
3階の子どもたちのお部屋です。上から垂れ下がっているのは高窓を開閉するためのチェーンです。
床はパインの無垢材です。リビングのオーク材と比べると、足触りが柔らかくて温かい印象になります。

 
話は逸れますが、上の写真の正面に2つ並ぶ横長の窓、ロボットの目みたいに見えませんか?
斜線制限をクリアするために複雑な形状にした天井の印象も重なって、
工事中は「マジンガーZの部屋」と呼んでいました。
(しかしあらためて見てみると「ゲッターロボの地中タイプ」の方が近いような気もします)

 
ゲッターロボの話で終わるのはS様に申し訳ないので、もう1枚!
子供部屋の吹き抜けから見たリビングです。床のヘリンボーン柄がよくわかります。
真ん中の家具は、S様の大切な思い出の家具を小野寺工務店で修繕させていただいたものです。

 

S様邸の写真はもう少しあって、できれば全部紹介したいのですが、
他の家のレポートもあるので、このあたりでやめておきます。
後日施工事例集に掲載するので、しばしお待ちください。

 

 

◎調布市・N様邸(賃貸併用住宅を二世帯住宅に大規模リフォーム)

前回は間取りをガラリと変える2階部分(子世帯の居住スペース)の工事の様子をレポートしましたが、
今回は、N様邸の外壁工事について書きたいと思います。

まずはリフォーム前のN様邸の外観です。2階部分に雨戸付きの窓が3つ並んでいます。
雨戸があるとはいえ、29年前の窓ですから単板ガラスの断熱性能の極めて低い窓です。
(当時は断熱という考え方自体が窓にはありませんでした)

今回のリフォームでは、当然すべての窓をサッシごと撤去して、最新の断熱性能の良い窓に交換します。


 
続いて、施工途中の写真です。すでに窓の交換は完了しています。
2階の壁一面が白くなっていますが、これは塗料ではなく、EPSボードという外張り用の断熱材です。
断熱材は家の内側にも入るので、N様邸の断熱は内断熱+外断熱のダブル断熱ということになります。

 

 

このEPSボードですが、断熱材としての役割の他にもうひとつ、壁の下地材としての役割があります。

窓の位置や大きさの変更を伴うリフォーム工事の場合、一般的な工事方法は、
1.以前の窓枠を合板などでふさいで、
2.その上からモルタルを厚めに塗ってデコボコをなくし、
3.最後に仕上げの外壁材を塗る
というやり方が多いと思います。

しかしその方法だと、1~2年ぐらい経ってから、雨で外壁が濡れた時に遠くから見ると、
うっすらと以前の窓枠が浮き上がって見えたりすることがあり、非常に見栄えが悪いです。

壁の下地にEPSボードを入れるとそういう心配がなくなります。
以前の窓枠を合板などでふさぐところは同じですが、
その上から防水シール、そしてEPSボードを壁面全体に施工し、下地塗料、ファイバーメッシュ、
外壁用の仕上げ塗料(ガルデ)と順に塗っていきます。

EPSボードは25ミリの厚みがある(N様邸の場合)ので、以前の窓枠が透けたりする心配はありません。
断熱性能も上がるので、一石二鳥の工事方法だと思っています。

余談ですが、住友不動産の「新築そっくりさん」は、古い外壁材の上から新しいサイディング材を重ねるように張り付けていきます(カバー工法と言うみたいです)。荒っぽいやり方ですが、以前の窓枠が浮き上がることもないですし、しかも作業も簡単だし、よく考えられているなと思います。

外壁が仕上がったN様邸の外観です。しっとり落ち着いた印象に仕上がりました。


 

 

◎武蔵野市・S様邸(2×10Mの専用通路の先につくる、アイデア満載の家)

前月号で基礎工事と上棟の様子を紹介したS様邸。
今回は断熱工事についてレポートしたいと思います。

下の写真は、当社の大工が小上がりの和室の床を施工しているところです。
断熱材はまだ施工されていない状態です。

注目してほしいのは、左側にあるがっしりとした白いサッシ。
これは、YKK AP社のAPW430というトリプルガラスの樹脂サッシで、断熱性能が極めて高い高性能サッシです。
ちなみにすごく重いです。


 

上の写真の状態から約1週間後、断熱材のモコフォームが壁の中に充填されました。
グラスウールやロックウールと違って、びっしりすき間なく入るのが、
発泡ウレタンフォームの良いところです。S様邸では85ミリの厚みを予定して施工しています。

「予定して」というのは、モコフォームは現場で吹き付けて発泡させるため、
どうしてもピッタリ85ミリにはなりません。
柱の厚みが105ミリあるので、大体その厚さまで入れることになります。


 

断熱材の写真をもう一枚。屋根裏の部分を見てください。
これでもかっ!というぐらい大量のモコフォームを吹き付けています。
壁の中と違って厚みに制限がないので、遠慮なくたっぷり吹き付けています。

 

写真がなくて申し訳ないのですが、
S様邸では壁の外側にも100ミリ厚のEPS外張り断熱ボードを施工しています。
内側に85ミリのモコフォーム、外側に100ミリのEPS断熱ボード、窓にはAPW430を採用したS様邸。
後日行った気密測定では、C値0.09 cm2/m2という驚きの数値になりました。

※C値とは何か?0.09 cm2/m2がどれぐらいすごい数値か?詳しくはこちらの記事をご覧ください

おまけ
下の写真は、S様邸での気密測定の様子です。小野寺工務店ではすべての住宅で気密測定を実施しています。

 

 

◎小金井市・T様邸(床下冷暖房システム採用の家)

T様邸の家づくりも順調に進んでいます。

下の写真のように、床下冷暖房用のエアコン本体の設置も完了しています。
シルバーの筐体が味気ないですが、これから木製のカバーを造作していきます。

 
下の写真は、T様と玄関前の目隠し用フェンスの色を打ち合わせた時のもの。
玄関ドア(スウェーデンドア)と雰囲気が合う色合いにしようということで、
いくつかのサンプルを使って色決めした時のものです。
こういう小さな決断を繰り返すことで、たったひとつの注文住宅が出来上がっていきます。


 

下の写真は寝室の上のロフトです。
カメラの腕が上達したのか、はたまた偶然か、雰囲気の良い写真が撮れたので載せておきます。

 

下の写真の天井のくぼみ、何のためのものかわかりますか?

 
答えはロールスクリーンの本体(巻取り部分)を収めるためのニッチです。
ロールスクリーンの本体は、意外に大きくて存在感のあるものです。
あらかじめロールスクリーンを設置することがわかっていれば、このような小さな工夫でスッキリ収まります。


最後にT様邸の外観も載せておきます。秋晴れがさわやかな建築日和です。

 

 

◎調布市・K様邸(登り梁(のぼりばり)のある家)

調布市K様邸の家づくりが始まりました。
2階リビングの勾配天井に登り梁(のぼりばり)のあるステキな家になる予定です。
登り梁の詳細は来月以降に詳しく書くとして、
今回は10月中に行った基礎工事と上棟の様子を紹介したいと思います。

下の写真は9月28日のK様邸の建築予定地です。基礎工事が始まって間もない状態です。
敷地の上に木枠が組まれていますが、この木枠のことを「やり方」といいます。

この「やり方」を部外者の侵入を防ぐ柵と思っている方が多いのですが、
「やり方」の横方向の板が建物の基礎高の基準点になるので、
適当に余った木の板を組み合わせているようで、じつは正確に水平を取っています。
勝手に動かされたりすると非常に困る物のひとつです。


 

次の写真を見てください。
「やり方」の高さと基礎の配筋や基礎を覆う断熱材の高さが平行に揃っているのがよくわかると思います。

 

続いて10月11日の様子です。基礎工事の職人さんが立ち上がり部分の型枠を組んでいるところです。
この日、基礎工事が完了しました。

 
10月25日には棟上げ(上棟)を行いました。
K様邸の敷地の横に電柱があり、敷地を囲むように電線が架かっています。
通常のクレーンだと電線が邪魔をして、構造材を吊り上げられないため、特殊なクレーンを手配しました。

タダノという会社が製造する「ピタゴラス」という名前のラフテレーンクレーンです。
下の写真を見てください。アームの途中に関節のあるクレーンです。

 

もう一枚、上棟中の写真を載せておきます。K様邸の特徴の登り梁が見えています。

 

 

◎三鷹市・W様邸(築40年の家を建て替える切妻屋根のかわいらしい)

築40年の家を建て替えるW様邸の家づくりも始まりました。
切妻屋根のかわいらしい外観の家になる予定です。

下の写真はW様邸の建築予定地です。今回、30センチほどのセットバックも行います。

 
隣地の境界に古い11段積みのブロック塀がありました。
現在の建築基準法には適合しない形状で、しかも大変に危険なので、
W様のご了解をいただいた上で、4段目から上の部分を撤去しました。

[ビフォー]

 

[アフター(手前が隣地の駐車場、奥がW様邸の敷地です]



来月号では基礎工事と上棟の様子を紹介したいと思います。

 

(来月号に続く)

 

Date:2018年10月17日 |


今月より「月刊小野寺工務店」というタイトルのブログを掲載することにいたしました。
現在進行中の新築工事、リフォーム工事の現場レポートを中心に、
小野寺工務店のありのままをお伝えしていきたいと思います。

では早速、今月の工事レポートを始めます。


◎杉並区・S様邸(インナーガレージのある3階建ての家)

S様邸は約20坪の敷地に建てるインナーガレージのある家づくりです。
今年の4月に着工し、まもなく完成の予定です。

オークの無垢材をヘリンボーン柄に貼るフローリングやアイアンの階段など、
みどころ満載の家ですが、内装の仕上がりは来月以降に紹介するとして、
今回は8月~9月に行った断熱工事の様子をレポートしたいと思います。

まずは、建物内部の断熱工事から。
S様邸の内部断熱はアップルゲート社のセルロースファイバー断熱を採用しています。
セルロースファイバーというのは新聞紙を原材料とする木質繊維で、
見た目はこんな感じです。




このセルロースファイバーを壁の中にすき間なく充填していくのがセルロースファイバー断熱です。
下の写真はS様邸の主寝室になる部屋の写真です。
壁の内側にセルロースファイバーが隙間なく詰まっています。



セルロースファイバーを使う断熱工事は、
(1)壁に専用のシートを貼り、
(2)貼ったシートに直径8センチぐらいの穴を開けて、
(3)その穴にホースを突っ込んでセルロースファイバーを吹き込んでいく
この方法が一般的な方法です。

こんな感じです(国内の写真だと差し障りがあるかもしれないので、海外の写真です)↓



しかしこの方法だと、
隙間なくきちんと断熱材が入っているかどうかを、後からチェックすることができないのと、
長い年月が経つ間に、どうしてもセルロースファイバーが沈下してしまって
上の方にすき間が空いてしまうという難点があります。

そんな理由から、小野寺工務店ではウォータースプレー方式を採用しています。
水とトウモロコシから作ったでんぷん糊とセルロースファイバーを混ぜ合わせ、
それを専用のウォータースプレーで壁に吹き付けていくやり方です。

こんな感じです↓(すいません!S様邸で写真を撮らなかったので、こちらも海外の写真を拝借してます)


水が蒸発すると、セルロースファイバーが固まり、すき間のない断熱層ができあがります。
接着剤もトウモロコシから作るでんぷん糊なので、シックハウスなどの心配も無用です。

続いて、S様邸の3階部分の写真を見てください。
背番号36が気になりますが、無視してください。


S様邸の屋根の断熱材はセルロースファイバーではなく、
ネオマフォームという発泡系断熱材を使用しています。
理由は、少しでも天井を高くしたいからです。

S様邸は住宅密集地にありがちなケースですが、東西南北のあらゆる方向からの
斜線制限の影響で、3階部分の天井が斜めに削り取られてしまいます。

そんな中、少しでも天井を高くするためのアイデアが、ネオマフォームの採用です。
ネオマフォームはセルロースファイバーと比較して、熱伝導率が半分なので、
厚みも半分で済みます。

内部断熱の話だけで、長くなってしまいました(汗)
少し急ぎ足で、外側の断熱(外断熱)の話を進めます。

下の写真を見てください。白い板がたくさん積まれています。
これはEPSボードという外張り断熱材です。


小野寺工務店では内断熱と外断熱のダブル断熱を採用して、極めて高い断熱性能の住まいを実現しています。
内断熱は、セルロースファイバーやモコフォーム(発泡ウレタンフォーム)など、
その住宅にあわせて最適な断熱材を使いますが、外断熱の素材はこのEPSボードが基本です。
EPSボードは南極の昭和基地で使われているように、非常に強力な断熱性能を持っています。

このEPSボードを下の写真のように、家の外側に順に貼りつけていきます。
壁の下地が水色になっているのは、ウェザーシールという塗布防水を施工しているからです。
(塗布防水については、別の機会に詳しく説明します)


もう少し工事が進むとこのようになります。


さらに工事が進むとこうなります。
敷き詰めたEPSボードの上から、外壁の下塗り作業が始まっています。


今回は断熱工事の話だけになりましたが、次回はS様邸のステキな内観を紹介したいと思います。




◎調布市・N様邸(賃貸併用住宅を二世帯住宅に大規模リフォーム)

N様邸は、築29年の大きな賃貸(アパート)併用住宅です。そのアパート部分はそのままにして、
居住部分を二世帯住宅に変更しようという大規模リフォームを進めています。

ちなみに最初にN様からご相談をいただいたのは、2015年の2月。
3年がかりの東京オリンピックに匹敵する(小野寺工務店的には)スペシャルプロジェクトです!

二世帯住宅には、玄関だけ共有型や、キッチンは別だけどバスルームは共有型など、
いろんなバリエーションがありますが、N様邸は玄関も住宅設備もすべて別々の完全分離型の二世帯住宅です。
プライバシーがしっかり確保できるほか、
生活時間帯がまったく違っても生活音などに気を遣う必要がないというメリットがあります。
でも費用的には、すべての住宅設備が2つずつ必要なので、どうしても割高になってしまいます。

では、N様邸の工事の様子を紹介していきましょう!

最初に紹介するのは、工事前のN様邸です。建物の左部分が賃貸アパートで、右側が居住部分です。
今回の工事で、居住部分を二世帯住宅に変更します。


下の2枚の写真は、N様邸の2階とロフト部分の写真です。
構造材をほとんど入れ替える大修繕を行っています。
今回の工事で、屋根裏には約20帖の広大なロフトを作る計画です。



下の写真は、当社の大工が野縁(のぶち)の位置を決めているところです。
野縁というのは天井板を取り付けるための下地材です。
200ミリの断熱材が入るので、その分のスペースをあけて、野縁を取り付ける必要があります。


その後、断熱工事まで完了したN様邸の屋根裏です。
モコフォームという発泡ウレタンフォームの断熱材がすき間なく入りました。





◎武蔵野市・S様邸(2×10Mの専用通路の先につくる、アイデア満載の家)

S様邸の家づくりの大きな特徴は、2メートル×10メートルの細長い専用通路の先の敷地に家を建てること。
俗にいう旗竿敷地での家づくりです。

下の写真がS様邸の入口、2×10Mの専用通路です。
今年の7月に撮った写真なので、奥に解体前の家が写っています。
クレーン車やユンボ(ショベルカー)が入れない敷地での家づくり。頑張りたいと思います。



では早速ですが、9月に行ったS様邸の基礎工事の様子をレポートしていきます。
ちなみに小野寺工務店の基礎工事は、見る人が見れば驚く、特別な基礎工事です。

下の写真は、基礎の下に捨てコン(捨てコンクリート)を施工した時の写真です。
この後、捨てコンの上に建物の基礎を立ちあげていきます。
まわりにある白いボードは、パフォームガードという基礎下断熱材です。
小野寺工務店では、基礎をまるごとすっぽりと覆う基礎下断熱を採用しています。


型枠工の職人さんが、基礎の外周の型枠を立ちあげているところです。


型枠を立ちあげた後、底面と側面に断熱材(パフォームガード)を配置し、
その上から基礎の配筋を組んでいきます。下の2枚の写真がその様子です。



日本の戸建て住宅のほとんどが床下で断熱します。
床下で断熱すると建物の基礎は家の外ということになります。
基礎は巨大なコンクリートの塊(かたまり)で、
しかもコンクリートというのは、熱さも冷たさも蓄熱する力がすごいですから、
結果として冬は床下からシンシンと冷やされる家、夏は床下からじんわり熱せられる家になってしまいます。

それを避けるのが、基礎下断熱です。
基礎の下で断熱すると、建物の基礎は家の中になります。
地面からの冷たさ、熱さの影響を受けなくなるので、夏も冬も快適な住まいができあがります。

工事レポートに戻ります。
下の写真は基礎にコンクリートを打設する様子です。
端から順にコンクリートを流し込んでいきます。


流し込んだコンクリートをすぐに平らにならしていきます。手慣れた作業で見ていて気持ちいいです。


底面が終わったら、立ち上がり部分の型枠を設置していきます。


立ち上がり部分にコンクリートを流し入れていきます。


下の写真を見てください。
外側を覆う断熱材と基礎が一体化されているのがよくわかると思います。

基礎下断熱を採用している工務店はまだまだ少数派なので、
こういう基礎を目にする機会はほとんどないと思います。
(とはいえ、メリットの多い方法なので、徐々に増えてきています)


基礎の外側の断熱材に、第一回目の塗装を施します。塗装は最終的に3回行います。


基礎工事が完了しました!パチパチパチ


基礎完成から1週間後に上棟も行いました。下の写真は上棟に必要な構造材を運ぶ込む大工さんです。
最近はクレーンで搬入することが多いですが、S様邸の敷地はクレーンが入れないので、人力で搬入します。
若い人は大変だー、と嘆きますが、昔はこれが普通でした。


快晴の日に行う棟上げ(上棟)は気持ちのいいものです。




◎小金井市・T様邸(床下冷暖房システム採用の家)

床下冷暖房システム採用のT様邸も、順調に工事が進んでいます。

下の写真は断熱工事完了後のT様邸の内部写真です。
壁面にも天井にもモコフォーム(発泡ウレタンフォーム)がたっぷり充填されています。
せっかくの床下冷暖房システムも、家そのものの気密性能、断熱性能が低いと無意味なので、
慎重に丁寧に断熱工事を行います。


続いて、床下冷暖房システムの工事中の写真です。エアコン本体はまだ設置していません。
巨大なティッシュボックスのような箱の上に床下用エアコンを設置すると、
そこからの暖気・冷気が銀色のダクトを通って、床下空間の隅々にまで送り込まれる仕組みです。


T様邸では「エアボレー」という床下冷暖房システムを使います。
1台のエアコンで1階のフロア全体を暖めたり、冷やしたりできます。
エアコンの温風や冷風が苦手な方には特にオススメです。


T様邸のもうひとつの特徴は、家の中にあえて段差をつくり、
段差によって空間をゆるやかに仕切る設計手法を取っていることです。
言うのは簡単ですが、どのように構造材を組み合わせるか?を考えるのも、
実際に建築現場で施工するのも大変です。

下の写真はちょうどその段差部分の構造を撮影したものです。
苦労の一端だけでもご理解いただけるとうれしく思います。


おまけ。
T様邸の建築模型です。左下の部屋の床が約30センチ低くなります。

外観はこんな感じです。




ここまでご紹介した4邸以外にも、調布市のK様邸、三鷹市のW様邸の工事が進んでいます。
また地下室と薪ストーブのある住宅の設計も進行中です。
あまり長くなると読むのも大変だと思いますので、それらは来月以降に少しずつ紹介していきたいと思います。

(来月号に続く)



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