東京・調布の注文住宅は小野寺工務店

おかげさまで創業60周年

フリーダイヤル0120-405-233(月-土/9:00〜18:00)

社長ブログ【president Blog】

プランヒアリング1125 【by 社長】

|Date:2016年11月26日 | Category: |

設計の第一段階、お客さまからご要望をいろいろとうかがう打ち合わせがプランヒアリングです。思いの丈を語って頂くのです。所要時間は約2時間。
間取り等何も考えてこなくて良いんです。もちろん考えがあっても良いのですが、そえよりもこんな生活がしたいな!のようなおぼろげな感じで充分良いのです。
そして雑誌やネットの画像など好きなイメージを持ってきてもらうと更にいいんです。ここのキッチン上の棚が好き、このロフトの感じがあこがれ、とかです。今のお客様はほとんどこのあたりは大変お上手です。それらいただいた情報から組み立てていくのがこちら側の役目です。

昨日は住居兼CAFEの新築を計画されているお客様と設計のヒアリングを行いました。

穏やかで物静かな施主は、そのCAFEでは自分の畑で採れたトマトを利用した料理を出したいのだと。(内容はまだ秘密、笑)
その構想を聞きながら、ファサードは雑誌のこの感じがいいなとかをうかがい、他にこだわりたいことはありますか?との問には、あまりないですとの応え。物静かな彼です。
で、趣味は?とか、収納したい現在お持ちの物は?などと聞いているうちに、素敵なやりたいことが多々出てきました。

服や靴も多い。そしてレコードが1000枚ほど。そう、CDではなくレコードです。
持参のライブラリーから、お店で「ただ今お掛けしているアルバムはこれ」的な感じで、レコードジャケットを飾り曲を流せたら素敵。
こちら側も盛り上がってきまいりました。施主ご本人も思ってもみないことを引き出せて、これがいいんです。

そして、お店の名前は決まっているのですか?との問に。
ほぼ決まっています。これは即答。
ついこの前にお亡くなりましたお母様が好きだった小澤健二の曲のタイトルからとった名前。(これも今は秘密。)

これにはぐっときました。
お母様にはお会いしたことはありませんが、母を思う子の気持ちは誰しも同じです。
最近特に涙もろい私です。
素敵なお店をつくってさしあげたい!!その思いが設計士や工務店スタッフと共有出来た瞬間になった気がします。

家づくりにはそれぞれご家族の思いが現れます。単に建築の仕事としてだけではなく、そのような思いを上手にひろって答えていくのが私たちの役目だと思っています。

来年には近くに素敵な住居兼CAFEが出来上がることを乞うご期待を!

カテゴリー

アーカイブス

このページのトップへ