三鷹パッシブハウス(申請中)
東京都三鷹市敷地面積:139.29㎡(42.14坪) 延べ床面積:106.62㎡(32.25坪)
タグ:ウッドデッキ,シンプル&ナチュラル,スマートウィン,そとん壁,パッシブハウス,ミニシアター,勾配天井,吹き抜け,和モダン,国産木製サッシ,外付けブラインド,小上がりの畳スペース,床下エアコン,書斎,杉,無垢材,造作家具,防音室
現代的な和風デザインのS様邸。窓の外側に付けた無垢材の横格子と、それらを収納する戸袋の鏡板(かがみいた)が外観上の大きな特徴です
外壁は枯草色のガルデ(外壁用塗り壁材)に粗めの骨材を入れて仕上げています。手前のフェンスは、内側と外側の板を交互にずらして立てていく大和塀(やまとべい)。そうすることで風通しが良く木材も長持ちします
玄関ホール。S様邸の床材には、節のない杉の無垢材を使っています。内壁には薩摩中霧島壁という火山灰を主成分にした天然素材の塗り壁材を採用。10色以上の中から選んだ砂色はどこか美術館のような雰囲気です
吹き抜けのあるLDK。南側の窓の外側に付けた木製横格子を通り抜けて、明るい日差しが室内に注ぎ込んできます
LDKの窓の障子を閉めたところ。障子は建築家の故吉村順三氏が考案したデザインの「吉村障子」で、スタイリッシュでスッキリとした空間を実現しています。小野寺工務店の建具屋による造作です
LDKの東側を撮影した写真。東側の壁にはスタディカウンターを造り付けています
無塗装のシナ合板で造作した、キッチンとスタディカウンター。キッチンの背面はマガジンラックとして使えるように少し凹ませ、コンセントも仕込んでいます
キッチンから窓方向を撮影。視線が抜ける、開放的な対面キッチンです
キッチン横の小上がりの和室。和室の左側の壁に収納している3枚の吉村障子と、キッチン側の壁に収納しているシナ合板の引き戸を出せば、和室を独立させることができます
和室の吊り押入れの下には間接照明を入れることで、ちょっとしたギャラリーのようなスペースになりました
LDKの西側。こちらには床に座るタイプのスタディカウンターがあります。観葉植物を置いてある間仕切り壁の向こう側に、洗面室や浴室などの水回りをまとめています
観葉植物が置いてある棚はテレビボードとして使えるように、収納を完備。また、窓下のカウンターの左側には楕円形の穴を開けて、ティッシュボックスケースを内蔵しています
建物の西側に配置した広くてスッキリした洗面室とトイレ。洗面台は造作しています
照明の作り出す光の模様が壁にゆらめく、幻想的な雰囲気のトイレ空間です
隠れ家風レストランの入口のような、ステキな雰囲気の階段。ザラザラとした薩摩中霧島壁に照明の光が当たって、陰影が浮き上がって見えます
階段を上がったホールに造作した収納棚と本棚。正面の白いドアは防音ドアで、その向こう側はピアノルーム兼ミニシアターになっています
2階吹き抜けスペース。木製の手すりは、すっきり見えるように、左右の塗り壁から突き出るような意匠デザインにしています
別角度から撮影した2階吹き抜けスペース。左側の部屋は主寝室です
ご主人の書斎。テーブル板の下に棚板を入れて、間に書類などを収納できるようにしています。テーブルの真上にある四角いカバーは、全館冷暖房システムの吹き出し口です
主寝室。写真には写っていませんが、右側にオープンタイプのウォークインクローゼットがあります
子ども部屋は、将来2部屋に仕切れるようにドアを2つ付けています
防音を施したピアノルーム兼ミニシアター
ピアノルーム兼ミニシアターの別角度。部屋のサイズぴったりの赤いソファは、木枠を小野寺工務店で作り、ソファ本体はソファ屋さんが作った分業制造作によるものです。座り心地バツグンのステキなソファです