光と風が通り抜ける、住宅密集地の注文住宅
東京都国分寺市敷地面積:100.36㎡(30.36坪) 延べ床面積:96.23㎡(29.11坪)
タグ:ウッドデッキ,シンプル&ナチュラル,ロフト,勾配天井,吹き抜け,無垢材,造作家具
グレーの塗り壁が上品な印象の外観。正面のおしゃれな縦格子は、道路からの視線を違和感なく遮る役割も果たしています。2階リビングの中が外から見えないように、格子の長さを調整して特注で作りました。
玄関エントランス。S様のリクエストで、土間コンクリートの角を丸くしました。それだけで、とてもかわいらしい印象です。
広々とした玄関ホール。中央はタモ材で造作した、たっぷりの玄関収納。その裏側は土間収納になっていて、アイアンバーを設置してコート類を掛けられるようになっています。
造作した玄関収納には間接照明を取り入れて明るい空間に。
開放的な2階LDK。天井の化粧梁と縦格子が柔らかな陰影を生み、立体感を演出しています。床は1階も2階もオークの無垢材、壁は1階エコフリース、2階は珪藻土塗り。自然素材の良さが際立つ心地良い空間です。
ダイニングスペース。正面は、リビング南側の3連窓。北側道路で東南西側を隣家に囲まれている敷地なので、プライバシーを考慮して大きな窓ではなく小さな窓をたくさん並べて採光を確保しています。
キッチン上の木製格子の向こうはロフトスペース。ロフトに設置した小さな窓からの光が、格子を通してリビングに注ぎ込み、明るい空間が実現しました。キッチン背面の壁に貼った白いサブウェイタイルも光に反射して輝いています。
別角度から撮影したLDK。キッチンスペースからお部屋全体を見渡したいという奥様のアイデアで、キッチン横の壁には室内ガラスを入れて、開放感がさらに増しています。
ダイニング側から撮影したLDK。化粧梁の上にも間接照明を設置しています。正面は道路に面した窓で、ウッドデッキとフラットに繋がっています。
リビングの吹き抜けに面したロフトの縦格子。格子と格子の間をあえて狭くして、すき間から光が漏れる様子をリビングから鑑賞する、そんな思惑でデザインしています。季節や時間帯によって縦格子が作り出す光の模様も変わります。
リビングの床と同じ高さで、中と外が一体化したかのようなウッドデッキ。写真の奥で右側に曲がるL字型バルコニーです。左側が道路なので、外からの視線を遮りつつ圧迫感が出ないように外壁にデザイン性の高い縦格子を取り入れました。
2階の洗面脱衣室。ランドリールームと分けて独立した空間なので、すっきりしています。
1階の大きな洋室。家族の変化に合わせて部屋を2つに分けられるよう、真ん中に間仕切りを作りました。たとえばお子様の成長に合わせて、主寝室+子ども部屋、子ども部屋+子ども部屋、ご夫婦それぞれの寝室、という具合にフレキシブルに使えます。
1階洋室の間仕切りを閉めたところ。しっかりとした間仕切り扉なので、プライバシーも確保できます。
1階洋室の北側。採光と通風を両立させるため、開閉できる正方形の窓と長方形のFIX窓を組み合わせています。
1階洋室全景。窓の位置やサイズを工夫して、プライバシーを守りつつ採光を確保しています。
1階洋室の南側。木製の3枚扉の横はウォークインクローゼットです。