吊り階段のある注文住宅
東京都世田谷区敷地面積:170.51㎡(51.58坪) 延べ床面積:118.82㎡(35.94坪)
タグ:スケルトン階段,パントリー,バンピーウォール,ロフト,吊り階段,吹き抜け,床下エアコン,書斎,無垢材,造作家具
S様邸の外観。建物の角に設けた大きな縁取りが外観上のアクセントになっています。縁取りの中にはウェスタンレッドシダーを貼っています。
南西の角地に建つS様邸、道路に面した南側か西側に玄関を設けるのが一般的なプランですが、ご主人から「隠れ家のように狭い通路を入ったその先に玄関を設けたい」というご要望があり、あえて北側に玄関を設けています。
夕方に撮影した玄関の写真。玄関まわりの壁にはウェスタンレッドシダーを貼り、軒天の根元には屋外用の間接照明を取り付けています。
S様邸の玄関ホール。右側の壁には天然石材のバンピーウォールを施工しています。バンピーウォールの中のFIX窓をご覧ください。窓のフチの中まで石を張り込んで、石の中にガラスだけが嵌め込んであるように見せています。
玄関ホールから撮影したS様邸の屋内。正面にあるのは、鉄製の吊り階段です。空中に浮かんでいるように見えます、というか実際に浮かんでいます。1階の床材は無垢のオーク材。玄関の上がり框(かまち)の下にも間接照明を入れています。
玄関横のシューズクローク。こちらからも家に上がれます。天井の黒いパイプはコートなどの衣類を掛けるために設置したハンガーパイプです。
大きな吹き抜けのあるS様邸のLDK。
玄関の壁面に貼ったものと同じバンピーウォールをTVボードの背面にも施工しています。
吹き抜けに面した大きな窓から、明るい日差しが入ってきます。
もう1枚。別の角度から撮影したLDK。
S様邸のシステムキッチンは、セラミックトップが人気のリシェルSI。
キッチンの背面カウンター家具は小野寺工務店で造作しています。
キッチン横のパントリー。たくさん入ります。
S様邸の大きな吹き抜けスペース。この吹き抜けを実現するために、S様邸の構造材には一部LVL材を採用しています。2階ホールの手すりは木製ですが、吊り階段を支える鉄製ポールと同じ色になるように塗装しています。手すりの下部分にはポリカーボネートの透明パネルを入れています。
鉄の踏板を木の板で包み込むという手の込んだ方法で、意匠性と強度を両立させています。吊り金具が等間隔になるように踏板の奥行きをミリ単位で設計しています。
手すりの裏側に間接照明を入れています。部屋の照明を落とすと、階段の踏み板の間から扇のように光線が広がる様子を見ることができます。
高窓から明るい陽射しが入る洗面化粧室。手前が造作した大型の洗面化粧台、その向こうにある四角い箱はガス乾燥機の「乾太くん」、そしてその奥がバスルームです。広くて、使い勝手の良い洗面化粧室ができあがりました。
1階のトイレです。
2階ホールから撮影した吹き抜け。
2階主寝室。2階の床にはアカシアの無垢材を使っています。
主寝室に設けたウォークインクローゼット。
子供部屋1。
子供部屋2。
書斎。
2階のトイレです。
ロフトへ上がる木製のスケルトン階段。
固定階段で上がる使い勝手の良いロフトスペース。