国産木製トリプルサッシと天然リノリウムの家
東京都小平市敷地面積:124.22㎡(37.58坪) 延べ床面積:96.88㎡(29.31坪)
タグ:オールステンレスのキッチン,ガルバリウムの外壁,スマートウィン,フルオーダーのキッチン,モダンデザイン,リノリウム,国産木製サッシ,床下エアコン,造作家具
H様邸の外観です。外壁にはホワイトのガルバリウム鋼板を使用しています。大きく張り出した庇(ひさし)と大きな窓(国産木製トリプルサッシのスマートウィン)が特徴的な外観です。
玄関には木製の断熱玄関ドア「スウェーデンドア」を採用しています。ホワイトのガルバリウム鋼板は一般的な縦葺きではなく、横葺きにしています。
車2台分の駐車場を確保しました。
玄関です。リビングとの間に仕切りのない開放的な間取りになっています。緑色のシューズボックスは、小野寺工務店による造作です。シューズボックスの緑色は、H様からDICカラーガイド(色見本帳)で色の指定をいただき、複数の色のペンキを現場で調合して仕上げています。
天然のリノリウムを敷きつめた1階リビングです。H様邸の床は、ほぼ全面をリノリウムで仕上げています。リノリウムは、亜麻仁油や木粉、ロジン(松脂)を主成分とする天然素材で、H様邸ではフォルボ社の「マーモリウム」という製品を採用しています。
別角度から撮影したリビング。左奥がキッチン、階段をあがると主寝室と子供部屋という間取りになっています。
キッチン側から見たリビングです。左側の朱色の扉は、床置きエアコンの収納ボックス兼大型収納庫になっています。こちらの朱色も、H様ご指定の色を忠実に再現しています。
カラフルな家具が並ぶ階段下のスペース。大きな窓から、日差しが燦々と降り注ぎます。
H様邸のキッチンと背面カウンターは、当社提携の家具屋さんによるオーダーメイドキッチンです。表面の木目が特徴的なインテリアラーチという合板を使って製作しています。インテリアラーチは構造用の合板で、そのままだと表面がざらざらしているので、念入りにクリア塗装を施して仕上げています。
キッチン天板はシンク一体型のステンレス製です。中央の白いボックスはミーレの食洗器です。キッチン正面のブルーグリーンの棚と背面カウンターも造作しています。ピンク色のかわいらしい照明はH様からの支給品です。
玄関横の手洗いスペース。ホワイトを基調にした清潔感のある空間です。
手洗いスペースのさらに奥には、スロップシンクとガス乾燥機の「乾太くん」を設置した洗面室があります。スロップシンクはバケツがそのままスッポリ入るので、靴を洗ったりするのに便利です。こちらの床も天然リノリウムを施工しています。
クラシカルな印象の階段は、海外の建築雑誌の写真を参考に設計したものです。
南側の窓から明るい日差しの入る階段ホールです。左側の大きな木製の窓は「スマートウィン」という超高断熱仕様の国産木製トリプルサッシです。
H様邸の室内の白い壁は、この階段ホールに限らず、リビングも、主寝室も子ども部屋もすべて、H様のご要望により、ラワン合板の上から直接ペンキを塗って仕上げています。写真ではその質感がなかなか伝わらないと思いますが、素朴で、飾り気のない、どこか懐かしいかんじの雰囲気に仕上がっています。
もう一枚、逆方向から撮った2階階段ホールの写真です。階段上の照明は「ハーマンミラー社」のバブルランプです。ハーマンミラー社のバブルランプは、1階リビングにも取り付けています。
主寝室。こちらの床も天然リノリウムで仕上げています。
主寝室の窓もスマートウィンです。
子供部屋。
最後にもう一枚、スマートウィンの写真を載せておきます。スマートウィンの性能については、こちらのブログに詳しく書いているので、ぜひそちらの記事もご覧ください。