変形敷地に建つ五角形の家
東京都調布市敷地面積:76.06㎡(23.01坪) 延べ床面積:59.51㎡(18坪)
タグ:ウッドデッキ,ガルバリウムの外壁,シンプル&ナチュラル,セルフビルド,ペットハウス,モザイクタイル,勾配天井,無垢材,猫,造作家具
北側から見たI様邸の外観です。外壁材は、モスグリーンのガルバリウム鋼板とウエスタンレッドシダーを組み合わせています。
玄関正面からのI様邸。左側の銀色の引き戸が玄関ドア。右側の扉はアウトドア用品などを入れる外部収納になっています。
黄色いポストの左側の空き地は、まもなく始まる道路拡張のための用地です。新しい道路ができあがったタイミングで、ガレージを含む外構工事を行う予定なので、現状のエントランスは仮の姿です。
玄関ホールです。シューズクロークとハンガーラックを造作しています。縦すべり出し窓の手前に小さな飾り棚と傘かけを作りました。
I様邸の2階リビングです。床には無垢のロッジポールパインを使用しています。開放感のある勾配天井を採用しています。勾配天井は視線が縦に抜けるので、空間をより広く感じることができます。
階段の登り口からリビングを撮影した写真です。キッチンの壁には普段、壁の下地材として用いるOSB合板を採用しています。家族の写真や子どもの描いた絵などを壁のキズを気にすることなく画鋲で留めることができるので、アクセントウォール替わりに採用されるケースが増えてきました。
別角度から撮影したリビングとキッチンです。左奥の小さなテーブルは、書類記入用に弊社が持ち込んだもので、実際はこの位置に4人掛けのテーブルが入ります。
階段の腰壁には本棚を造作しました。空間の有効利用のひとつです。
I様邸のキッチンです。壁にはニッタイ工業のタイルを施工しています。
I様邸のキッチンは扇形のスペースになっています。背面カウンターは弊社による造作、背面の吊戸棚は既製品を取り付けています。
一般的なキッチンパネルではなく、タイルにすると印象がガラリと変わります。
窓の横に取り付けたキャットタワーは、以前の住まいで使っていたものです。移設する際、突っ張り棒形式だったものを、大工工事で固定しました。
リビングの梁はキャットウォークを兼ねています。
キッチンの横に洗濯機置き場を設けました。2階のベランダに洗濯物を干すので、1階の洗面室よりこの場所にあった方が動線的に楽になるからです。四角い機械は、ガス乾燥機の「乾太くん」です。洗濯機と乾太くんは、ロールスクリーンで隠すことができます。
南面のベランダです。
べランダの正面には、桜の木があります。この桜の木を借景することも、設計上のテーマでした。春には満開の桜をリビングから眺めることができます。
1階の主寝室です。グレー塗装のアクセントウォールはI様のご主人によるDIYです。
五角形のカタチをした4.5帖の子ども部屋です。
I様邸の洗面室と浴室です。洗面台は、金色のタオル掛け、楕円形の洗面ボウル、正面のタイル、水栓金具、カフェ風のダストボックスなど、ひとつひとつご主人がセレクトした完全オリジナルの洗面台です。
台形のスペースに設置したトイレです。奥の三角形のスペースには棚を造作しました。
最後にオマケの写真です。室内ドアに取り付けた猫用の扉「ペットくぐーる」です。