K様邸の外観です(外構工事中の撮影だったため、建物の上半分の写真になっています)。建物中央に中庭が配置され、中庭をコの字型に囲むような形状の住宅です。中庭の開口部にはウッドフェンスを施工する予定です。
K様邸の1階リビングです。床はバーチの無垢材を使用しています。中庭に面した大きな窓は写真手前がFIX窓、写真奥が引き違い窓です。窓面積が大きいので、両方ともYKK AP社のAPW430という断熱性能の高いトリプルサッシ窓を採用しています。
リビングの奥には2階に上がる階段と、その左側には中庭に面したキッチンがあります。正面の白い扉の向こうは洗面脱衣所と浴室です。
中庭に面したK様邸のキッチンです。キッチン正面が全面窓というなかなか斬新な設計になっています。キッチンを明るくする方法はいろいろありますが、これが最上級の方法ではないでしょうか。この写真では外が丸見えですが、この後ウッドフェンスができあがると、外からは見えなくなります。ガスレンジの正面と横には奥様のリクエストにより、メンテナンス性に優れたステンレス製の面材を貼っています。
キッチンの背面カウンターです。カウンターはステンレス製、壁は、これも奥さまのリクエストでモルタル仕上げにしています。プロの厨房っぽい仕上がりになりました。
キッチンの奥から階段方向を撮影した写真です。キッチン正面の窓から、中庭を通してリビングまで見通せます。
階段には特注のアイアンの手すりを取り付ける予定ですが、納品がお引渡しの少し後になるので、とりあえず仮の木製手すりを付けています。階段下には収納を設けています。
照明付きの階段下収納です。
2階の子ども部屋です。将来間仕切りをして2つに分けられるようにドアを2つ付けています。2階の床はアカシアの無垢材を使用しています。
2階のベランダに面した主寝室です。
主寝室のウォークインクローゼットです。収納ボックスの数やレイアウトが、事前に決まっていて、そのレイアウトに合わせて、奥行きや棚の高さをミリ単位で調整しています。
ご主人の書斎に造作した本棚です。
ご主人の書斎です。こういう細長い形状の方が実は使い勝手が良かったりします。
ロフトです。
1階に戻り、ドイツ製のミラーとライトを設置した洗面台です。洗面ボウルはカクダイ社のもの。ミラーとライトはK様からの支給品です。
トイレの床にはリノリウムを使用しています。誤解されている方も多いのですが、リノリウムは亜麻仁油、木粉、コルク粉、石灰石などが原材料の天然素材です。
お引き渡しから2年半が経ち、K様から中庭の写真をお送りいただきました。植栽が順調に成長している様子です。ガラス窓の絵はガラス用のクレヨンでお子様が描いたそうです。(2023年2月。写真追加)
中庭のあるK様邸が完成しました。キッチンカウンターの正面が中庭に面した大きな窓という斬新なレイアウトの注文住宅です。キッチンが明るく開放的なのはもちろん、キッチンから中庭を通して、リビングで寛ぐ家族の様子や外から子どもたちが帰宅する様子を確認できるという、キッチン=船の司令室のような間取りプランになっています。