外付けブラインドのある白い壁のナチュラルハウス
東京都武蔵野市敷地面積:敷地面積 163.62㎡(49.5坪) 延べ床面積:延床面積120.62㎡(36.49坪)
タグ:シンプル&ナチュラル,パントリー,勾配天井,回遊動線,壁面収納,外付けブラインド,造作家具
青空に映える真っ白なS様邸の外観。白い壁の上端にほんの少しだけ見える、エンジ色のガルバリウム鋼板の屋根がポイントです
S様邸のエントランス。玄関ドアはガデリウス社のスウェーデンドアです
エントランスの軒天(のきてん)は、無垢の杉板にエコウッドトリートメントという保護剤を塗って仕上げています。この保護剤を塗ると、木材の成分が紫外線に反応して発色するのですが、木材の種類や気候によって、異なる色に発色し、しかも時間が経つにつれて色の変化が起こります。S様邸の軒天はどのような色に変化していくのか、楽しみです
2階リビングの南側の窓には、ドイツ製の外付けブラインド「ヴァレーマ」を取り付けました。夏場、室内の温度がどんどん上がってしまうのは窓から射し込む太陽光の輻射熱でカーテンやブラインドが温められ熱源となってしまうことが原因です。ブラインドを窓の外に付けることで太陽の輻射熱を屋外で効果的にシャットアウト! 日本ではまだあまり見かけないですが、断熱先進国のドイツではメジャーな設備です
外付けブラインド「ヴァレーマ」を取り付けた2階リビング。勾配天井にはヘムロック(米ツガ)を貼っています。床はオークの無垢材。光が入る角度に「ヴァレーマ」のスラット(ブラインドの横板)を調整してみました
スラット(ブラインドの横板)を閉じ、日光を遮断してみました
小上がりの和室を正面から撮影。DALI(ダリ)のスピーカーが天井近くの壁に掛かっていますが、この配線、天井からではなく、床から立ち上げているので、けっこう大変な作業でした
和室の反対側にはTVボードがあり、その向こう側にたくさんの本が入る造作の書棚があります。書棚の左側は書斎コーナーです。TVボードが天井に接しない腰壁なので、先ほどのDALIの配線は床を経由する必要があったのです。右の方に見える照明は、フランク・ロイド・ライトのタリアセン。照明計画もお施主様のこだわりポイントのひとつです
たっぷりの本が収納できる書棚と書斎コーナー
セラミックカウンターの2列キッチン。食洗機はミーレを選びました。アールの下り壁の向こうはパントリー兼ワークスペースになっています
パントリーとワークスペースです
ご自慢の洗面室。洗面ボウルとのつなぎ目がない一体型洗面カウンターは当初からのご要望。お施主様自らいろんな製品を探してくださり、ようやくアイカのスタイリッシューカウンターに辿り着きました。カウンター材は人工大理石コーリアンを選びました。洗面カウンター下の収納はすべて造作。大きな鏡面と天井ハンガーパイプは設計士からの提案です
続いてS様邸の玄関です。フランク・ロイド・ライトの「ロビー1・ミニ」という照明がお出迎え
玄関横にはシューズクロークがあり、こちら側の通路には手洗いを付けています
1階の子ども部屋。床材はアカシアの無垢材です
水色のアクセントウォールが目にあざやかな主寝室です
たっぷり収納できるファミリークローク
建築家が設計した少し風変わりなデザインの階段の手すり
トグルスイッチもS様のこだわり