床下エアコン採用の和モダンの家
東京都小金井市敷地面積:95.95㎡(29.02坪) 延べ床面積:101.49㎡(30.7坪)
タグ:ウッドデッキ,シンプル&ナチュラル,スキップフロア,スケルトン階段,ロフト,和モダン,床下エアコン,無垢材,造作家具
リビングの障子やシナ材の突板(ツキイタ)を使った建具など、和のアイテムを効果的に活用した和モダンの住まいです。
ベージュの塗り壁が落ち着いた印象のT様邸の外観。向かって左側の屋根は斜線制限の関係で少し下げなくてはいけませんでした。手前の目隠しフェンスの色は玄関ドアの色と相性の良い色を選んで塗装しています
1階南側のLDK。床はカバザクラの無垢材を使っています。右側の障子の下や正面の椅子の下に開いたスリットは床下冷暖房システム(床下エアコン)の送風口です
キッチン側から撮影したリビングです。階段の下の黒っぽい箱が床下エアコンの本体です。このエアコンからの暖気・冷気が床下を通って、1階の各部屋のスリットからゆっくりと出てくるしくみです
もう一枚角度を変えて撮影したLDKの写真。右奥がキッチンで、左奥の縦格子の向こう側は奥さまのワークスペースになっています
奥さまのワークスペース。フロアレベルをLDKから階段2段分下げています。段差によって、居住スペースとワークスペースを視覚的にゆるやかに区切っています
木製のスケルトン階段と床下エアコンの本体です。1台のエアコンで1階のフロア全体を暖めたり、冷やしたりできます。エアコンの温風や冷風が苦手な方には特にオススメです
階段を上がると、ここにも段差があります。T様邸の2階には、(A)主寝室と子供部屋(B)浴室と洗面脱衣室があるのですが、(A)と(B)でフロアレベルを変えています。視覚的に広がりを持たせるデザイン的な意味合いもあるのですが、斜線制限のある北側に水回りを配置するためのアイデアでもあります
洗面脱衣室のある位置から子供部屋の方向を撮影しています。ドアは2つ用意していますが、現時点では大きな1つの部屋になっています。子供が大きくなるタイミングで2つに仕切る予定です
2階のベランダに面した明るい子供部屋。床はアカシアの無垢フローリングです
2階の主寝室。東京で家を建てる場合、斜線制限の関係でどうしても天井下がりになる部屋が出てきます。主寝室は家具も少ないので、天井下がりの部屋の用途としては適しています
寝室の上には大きなロフトを作りました。収納はもちろん、家族の荷物が少ない間は、書斎としても使えます
ロフトから見下ろした主寝室
玄関のシューズクロークと手洗い。子供が小さな時は、玄関に手洗いがあると便利です。木製の踏み台は大工の手作りです
明るい印象の浴室です
刷毛引き風のテクスチャの壁紙を採用したトイレルーム