昨日は、稲城市で新築工事中のS様邸で気密測定検査でした。
結果は総相当隙間面積40cm2。相当隙間面積(C値)0.27cm2/m2。まずまずの数値です。
C値1.0を切ると高気密住宅だとどこかで言われていますが、うちは0.5以下にすることをベースとしています。
クリア出来ない場合はやり直し。だから現場担当者は必死です、笑。
今や常識になっているので詳しくは書きませんが、気密性能はお家の断熱性や、寿命に関わる怖い壁内結露に大きく関わります。
しかも24時間換気にダクトレスの第3種換気を採用している場合、高気密は必須です。
完成したお家で確かめると、自然給気口に手を当てると外気が入ってくるのが分かります。気密が悪いと給気口よりも、違うどこか不明な所から空気が出入りしてしまいます。
20年ほど前に高気密住宅を始めた頃、息苦しいのでうちは中気密でイイです、と仰っていた施主がおりましたが、確かに気密だ気密だと言われるとそんな勘違いもありますね。
そうではないんです。すごく大切なんです。
住宅の現場で測定出来る性能値はこの気密性能だけなのです。だからうちは全ての現場を気密測定しています。いくら設計で高性能に描いても現場の精度がその通りに施工出来ていないと意味ありませんね。
そんな大切な気密性能は国の省エネ基準では省かれているのです。
ええ~?w(゚o゚)wと思うでしょう!ホントなんです。何故でしょうね。
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