様々な状況や天候不純で予定日よりだいぶ遅れましたがようやく上棟できました。
しかも当日の天気は朝のうち曇り、のち小雨から昼前に本降りのち曇りという不安定な具合で、 大工、鳶、現場監督は雨に濡れながら、しかし材料は濡らさないようにシート養生しながらの作業でした。
お昼にはお施主さまよりお弁当と記念の品を手渡しで戴き、ご挨拶も頂きました。
F様大変ありがとうございます。
前にも書きましたが、うちでは建て方の際には上棟式をお勧めしています。
そのパターンはうちでは一つではなくいくつかあるので紹介します。
その1、建て方当日の夕方に現場で行う。(一般的にはこのパターン。伝統的な催しで、飲食しながら職人達と交流が深められる。上棟日の設定や当日の料理の手配など調整が必要で、天候などの都合で変更があるとなお大変。)
その2、建て方当日にお昼の会を行う。(お昼を戴きながら、当日参加している職人全員と交流できる。比較的簡易で現代風かもしれない。現場は作業途中なので棟まで上がってはいない。)
その3、建て方後、別な日の夕方に行う。(当日がどうしても都合がつかない時、しかしきちんと一席設けたい場合のパターン。しかし建て方に参加した職人達全員が揃いづらい。)
その4、建て方から2週間ほど経過後、必ず行う現場打ち合わせと兼ねて昼間に行う。(一番簡易だが、大事な大工との交流がはかれる。建て方に参加した職人全員は参加しない。)
今回は上記その2でした。上棟式自体を行うことが少なくなっているようですが、 家は買うものではなく、職人の手によって作られるものであるので、節目であるこの機会はお互いにとって必要な行事と考えています。
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