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社長ブログ【president Blog】

Date:2016年5月17日 | Category:

イベント・ニュースに、ZEHビルダーに登録した事を唐突に貼りましたので、遅ればせながらそのお知らせも兼ねて簡単に説明です。平成28年度公募が始まっており、既に佳境ですが。。。
Net Zero Energy House (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)その頭文字をとってZEH。通称ゼッチと読みます。

その内容はというと、外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅。
(経済産業省 資源エネルギー庁のZEHロードマップとりまとめより。)

ではそんな家を建てようとする方はまず2つ考えます。
1,ZEHビルダーとして登録されている業者に頼まなくてはいけない。
2,具体的な基準が4つあるのを達成しなくてはいけない。

2020年とその先に向けて新築住宅の平均でこのような省エネルギーの住宅を達成しようとの政策の一環で、高額な補助金も用意されています。4つの基準など詳細はSiiのHPにあります。

手順をざっと書きますと次のようにいくつか段階を踏みます。
まず外皮計算の根拠になる図面の作成。暖房、冷房、換気、熱交換、給湯、照明、太陽光等の各設備機器の設定。
そして外皮の面積計算。外皮のUA値計算。基準一次エネルギーと設計一次エネルギーの消費量の計算。一次エネルギー消費削減率の算出。

実はGW中から具体的な計画案の中で、試しに少し計算をしてみました。
支援プログラムもありますが、外皮に関してはブラックボックスでは嫌なので、自分なりの計算も確認のため入れています。
結果、当たり前ですが同じ床面積でもプランの形で外皮性能が変わります。そして使う設備機器によって削減率が意外と大きく変わります。エアコンなどは当然ですが、混合水栓の細かい仕様でも思った以上に変わります。そして太陽光を多く乗せてクリアする方法もあります。太陽光の考え云々はここでは置いておくとしても、このあたりはやや疑問が残る点ではありますが、ここでは仕方ありません。そして当然それぞれコストに関わります。1件で30回以上は計算しましたかな。外皮と設備へのコストバランスをどう考えていくか何度も試算していくことが大切です。

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