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社長ブログ【president Blog】

Date:2016年6月9日 | Category:

先日は吉祥寺のお客様宅へリフォームのご相談にお伺いしてきました。
築30年近いその住宅は、余裕のある間取り、建具の造作の仕方や内装を見ると、その当時としてはけっこうご予算を掛けたとすぐに分かる立派なお家であります。

しかし当時は全てそうであったように断熱の考えはほとんど無く、窓はもちろん単板ガラス、断熱材は壁にグラスウール厚50が入っているくらい。屋根面と床下は入っていないようでした。
自分の30年ほど前の経験を思い起こすと、金融公庫仕様の現場では他の何も入っていない現場と違って、床下の根太間にグラスウール厚50を入れてたくらい。
そうそう、その頃はそれが普通でした。

そのお施主様は、修繕やリフォームと同時に断熱性能を上げていきたい考えで、「だんだんとQ値を上げていきたい」と仰る。
このような奥様にも、断熱の意識が高まってきているのだなあと感じました。
ゼロから作る新築とは違い、リフォームという改修工事においてどうやって性能を高めていったら良いのか色々と課題点があります。
既存の建物ありきでコストや施工性はもちろん、最終的な性能値もシュミレーションしていきながら考えていく。私たちの腕の見せ所だと意気に感じて頑張ります。

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