東京・調布の注文住宅は小野寺工務店

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社長ブログ【president Blog】

Date:2016年9月29日 | Category:

社内では、現場ごと部位ごとにスタッフと細かい納まりの検討打合せをします。必要な時、思い立った時に話し合います。
フルオーダー住宅なので、決まったメーカー建材を取り付けるのとは違い、無垢の木材から削り出した造作材を大工の腕で取り付けます。
匠の技というと言い過ぎですが、その造作材をきれいに納めるのにも技術がいります。
納まりを決めるのは職人任せだけにはしないようにしています。スケッチしたり詳細図を描いて、職人が現場に実現させる施工図として検討します。それぞれの家は設計は全て違うので、今回はここが見どころだ、頑張ってみよう!となります。

現在施工中のお家には、LDKと玄関ホールの間仕切りに天井いっぱいについたはめ殺しガラスがあります。夕べと今朝にスタッフとそこの納め方の話になり、今朝良いアイデアが出ました。 上手くいくときれにに見えるぞ。
玄関ホールにある木製建具があり、その上にガラスが入ります。同じサイズのガラスがその横にあと3つ並び、計4つとなります。そこの納め方は設計図が出来た時から、ここはどう見せようかと思っていました。ただ単に納めると野暮ったくなると思いますので。具体的には、木建具のたて枠がそのまま天井にぶつかります、そして・・・。あとは現場を見てのお楽しみにします。(笑)

話し合っていると色々と考えが湧きます。それまで考えつかなかったことがパッとイイ案が思いつきます。作曲家が言う、降りてきたという感じでしょうか。
きっと大工に指示すると、「そんな面倒なこと出来ねえよ!」と言われるかと思うかもしれないが、意外と(?)「面白そうじゃん。(東京弁)」と前向きな答えが返ってきたりします。
皆な、大変でも良い物を作ろうとする意識があると現場も活気づきます。

そんな納まり検討は何度もあるので、今回は1とします。

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