東京・調布の注文住宅は小野寺工務店

Date：2015年8月3日 ｜ Category：日々の出来事

 

調湿気密シート「ザバーン」の施工が完了しました。

ザバーンは他の気密シートと違い、乾燥時には湿気を通さず、
一定量の湿度になると湿気を通す構造に変化する性質を持っています。

このため、壁内に結露が生じた場合に湿気をためずに
壁内から湿気を放出する事が出来ます。

万が一の場合にも、壁内の環境を良好に保ちます。

ザバーンの詳しい構造については、下記を参照して下さい。
http://www.dupont.co.jp/products-and-services/construction-materials/landscape-design-solutions/xavan/folder-article/mechanism.html

また、耐久性ですが、ザバーンおよび気密テープともに
メーカーの試験データーを頂き、50年以上の耐久性があると
確認しています。

 


 

いよいよ、気密試験です。

今回初めてのザバーン施工でしたので、
職人さん達にはいろいろと苦労をしてもらいながら
施工して頂きました。

ですので、気密試験に期待と不安を持って臨みました。

結果は、隙間相当面積（C値）0.37c㎡/㎡で、
建物全体での隙間面積は51c㎡と良い結果が出ました。


Q値:1.6kwh/㎡、C値:0.37c㎡/㎡で、1階の軒は1m出ていますので
2階の日射遮蔽をきちんとすると、かなり快適な住環境になるのではと
今から楽しみにしています。


引き渡し後は、お客様の協力を得て、実際のデーターを
収集させて頂こうと思っています。

Taka